
UpDate 2010.05.17
JAL リゾッチャ館
1994年、JALは環太平洋楽園計画の名のもとに大がかりなキャンペーンを発表しました。
それが「SUPER RESORT EXPRESS 」ことリゾッチャキャンペーンです。
コンセプトは「乗った時からリゾート気分」であり、客室乗務員は専用ジャケットを着用したり
さまざまな小道具を用意すると同時に機体も特別塗装を施し乗客の気分を盛り上げましたが
塗り替えられた機体が経年20年前後のB747初期型やDC−10だった為
機内設備も一昔前の機体ばかりだった為か一部では「ボロッチャ」とも言われていたようです。
なお、リゾッチャとは、リゾートとアイ・ガッチャを組み合わせて作られた造語であります。
1994年に登場後沖縄線にも導入され、 2000年に新デザインに移行しましたが
専用ジャケットの廃止や2002年のJAS統合・リゾッチャ塗装機の老朽化による退役などにより
2008年5月を以てサービスを終了しました。
館長的にはB747−400やB767にも導入してほしかったと思っています…。
なお、リゾッチャ塗装機の末期は、リゾッチャとは全く関係の無い羽田〜北京線に飛ぶなど
既に形骸化していたのかもしれません…。

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